Côtes du Jura Savagnin Ouillé / コート・デュ・ジュラ サヴァニャン・ウイエ
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2021/03/25
ナチュラル・ワインの中でも、ジュラの人気は際立って高い。 生産量が少ないのも相まって、いつも品薄なワインでもある。
オヴェルノワやミロワール、ガヌヴァといったスーパースターがひしめく産地にあって、着実な成長を遂げてきた最高の若手がヴァレンティン・モレル。
特に彼の造る白ワインは、孤高の領域へと入りつつあるようだ。 ジュラの伝統的なスタイルは強めの酸化熟成が入った、白ワインとシェリーの中間的な味わいだが、近年は完全にクリーンなスタイルも台頭してきた。
その中で生まれたこの「ウイエ」こそ、ジュラにおける最高のワインとなる資質を備えたスタイルだと確信している。
分かりやすくいうと、伝統派とクリーン派の中間。 僅かな酸化のタッチを伴ったスタイルになる。 葡萄品種はサヴァニャン。
このスタイルにはうってつけの葡萄だ。 新世代の才能と洗練、ジュラ最上のスタイルである「ウイエ」、それらを余すことなく表現するサヴァニャン。
ジュラの今が、このワインに詰まっている。